呪われた森
「The Watcher in the Woods」(1980 USA Directed by John Hough)Region1 Subtitled Closed-Captioned
Anchor Bay盤が廃盤になって以来、長らく再販を待ち望んでいた、ディズニー製作の非常に「健全な」ホラー作品。ホラー然としているのはベティ・デイヴィスの顔と常連子役カイル・リチャーズぐらいのもので、血なまぐささはまったくないが、そこは「ヘルハウス」のジョン・ハフだけあって要所のショック演出がお見事。ミラーハウスのシーンとかカイル・リチャーズに何かが乗り移るシーンとか、並みのホラーよりも飽きさせないのがすごいです。おもしろいのはAlternate Endingが二種類あって、たぶん製作側も説明に困ったのだろうが、噂に聞いていた「あっちの世界(Other World)」の描写が観れちゃいます。こんな力技が成り立つのもディズニーならではなんでしょうね。ユニークな作品だ。★★