グロえもん(R−15指定)
「グロえもうん、ヂャイアンとスネヲがいじめるよう。あんなやつら、殺しちゃってよう」
「ゲフフフフ。しょうがないなあ、ノヴィタ君は。そんなときには……」
「ハァハァ」
「タラララッタラー、だれでもジェイソン〜!」
「なんだい、ただのホッケーマスクじゃないか」
「このホッケーマスクをつければだれでも気が狂って、罪悪感なしに無差別大量殺人を犯せるんだ。ゲフへ、ゲフフフ」
「うわあ、すごいやグロえもん」
「まだまだあるよ、どこでもバンボロ〜!自動開閉ユニットを搭載した大バサミで憎いやつらを片っ端から首チョンパだ」
「すごいやすごいや」
「それからえーと、あれっ。なんだろうこれ。重くて温かい、この湿った物体は」
「グググロえもん、そそそそれ、腸じゃないかい。ポケットから内臓が出てるんだよ」
「やや、しまった!まちがえて自分の内臓をとりだしてしまった」
(グロえもん、あわててポケットのなかに腸を戻そうとするが時すでに遅し、勢いよくあふれでる)
「ぼたぼたぼたあっ」
「うわあああああっ」
(グロえもん、さらに大量の内臓類を送り出す)
「びたびたびたあっ」
(グロえもん、うめきながらその場にどうと倒れ伏す)
「グロえもん、ちょっとこれ、量が半端じゃないよ」
「ハァハァ、ノヴィタくん、ボクはもう、ダメだ……ゲボオッ!」
「グロえもん、しっかりしてグロえもん!」
「さよなら、ノヴィ、タ、く……(ガクッ)」
「グロえもん……。グロえもんはロボットじゃなかったんだね」