小びとの森の物語
「The Gnome-Mobile」(1967 USA Directed by Robert Stevenson)邦題「小びとの森の物語」Region 1 Closed-Captioned
ロバート・スティーヴンソンが仕掛けるディズニー・エンターテインメント。「トマシーナ/三つの生命」(1963)「メリー・ポピンズ」(1964)に続いて、またしても同じ子役コンビが登場。どいつらかというと、
コイツら↓である。
二人は大金持ちのジジイとともに森へピクニックに。そこで彼らは英語を話すコビト族「ノーム」に遭遇するのであった。アライグマがしゃべる。フクロウもしゃべる。コビトもガキもジジイもノリノリで歌いまくる。そう、ミュージカルなのである。ノームを見たと言い張るジジイが狼少年状態。キチガイあつかいされて精神病院に収容され、なんとか脱出したものの精神病院の服を着ているのでやっぱりキチガイあつかい。踏んだり蹴ったりである。コビトのジジイもおもしろいねえ。「ヤホー!ヤピー!」とひとりで大はしゃぎ、でかいジジイの一人二役とは気づかなかった。この映画、後半ぶっ壊れます。なんだかんだでコビト美女集団にもみくちゃにされるという、すさまじくどうでもいい展開になるのですが、これはたぶん監督の妄想だろう。★