Grand-Guignol K.K.K

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読書感想文


コラ。映画ばかり観てたらこんなにバカになったぞ(あは〜ん。どうしてくれるんだ(うふ〜ん。
というわけで決心した。知能が開腹するまで映画はとうぶん観ない。リハビリのためこれからしばらく本を読むことにする。僕はふだん本をぜんぜん読まない。めんどくさいから、というのがその主な理由だ。昔は萩原朔太郎の死臭とか好きでよく読んでいたが、ああいうのは文章が短いからなんとか耐えられるのだ。評論とか小説なんてとんでもない。ダラダラ長いし、読んでておもしろくないし、第一読んでておもしろくない。大抵の本は1ページ読んだらもう退屈して、ああネチネチだらだら鬱陶しいなあ、6文字以内でまとめてくれよと思う。
意外なことに、こんな僕にもお気に入りの小説家がいる。「好きな小説家は?」と訊かれたら僕は迷わず「オーケン」と答える。言わずと知れた大江健三郎氏のことだが、読書ぎらいの僕が好きなのだからこれは本当に好きだということだ。
この人が初期に書いた短編は本当に狂っている。『性的人間』という中短編集があって、とりわけ表題作の「性的人間」は痴漢活動に命をかける性的倒錯者たちの闇を描いたいまいちどうでもいい作品なので飛ばして、次の「セヴンティーン」がお世辞ぬきに素晴らしい。劣等感まみれの17歳の<おれ>が凶暴な右翼少年として自己確立するまでを綴った独白調の小説で、まるで主人公のオルガスムを追体験するかのごとき緊密な構築日と疾走感をもった凄まじい作品なのだが、大江さんはエロティックをなぜかエロティクと書く癖があって、僕はとりわけこれが気に入っている。促音を省略するこの独特の表記法によると、サディスティックはサディスティクであり、コンプレックスはコンプレクス、セックスはセクスなのである。だからこの法則でいけばプラスティックはプラスティクであり、ペダンティックはペダンティク、オリンピックはオリンピクなのだが、さらに応用するとサンドイチ、ケチャプ、ティシュ、トイレトペーパー、ココアポS、キトカト、マコーミク、シマンテク、インターネト、マリオネト、鏡の中のマリオネト、ミュージク、ミュージクステーション、アコにおまかせ、ラキー池田、イセー尾形、アナルファク、アンタチャブル、ジョンキューザク、スタンリーキューブリク、ルービクキューブ、エドウド、シュワルツェネガー、ショスターコビチ、ジャクケチャム、クリスティーナリチ、レイチェルリークク、チチョリナ、シルビアクリステル、滝川クリステル、セトウチジャクチョ、等々いろいろ応用できるのである。そんなわけで僕は滝川クリステルが大好きなんだ(いや〜ん

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