映画ヲタどもへ告ぐ〜怒っちゃいやいやキャンペーン(笑)〜
きしょい、きしょいよ映画ヲタさん! なんでおまえらはそんなにきしょかわいいんだ!(笑)
ごめんなさい、だってヲタさんってすぐ怒るでしょ(笑)。どうでもいいことに粘着質にこだわったり、ヲタ同士で揚げ足とりあったりして、なんかもう映画ごときに必死になっちゃって超カワイイーって感じ(笑)。こうしてヲタ特有の狭量さが浮き彫りになるとき、映画を好きという以上のいやらしい何かが動機の根底にあるわけですが、それが何だかお気づきでしょうか。そう、抑えきれない自意識の昂ぶりとみなぎる自己愛がさらなる自己顕示の宇宙を目指して軽々と飛翔しちゃってるんですよね。「この監督はセンスがいい」とか言って暗に自分のセンスがいいと主張なさっているだけの方(笑)をはじめ、好きな映画をホメチギルときも嫌いな映画をコキオロスときもヲタの必死な心の叫びが痛いほど伝わってきて胸がキュンとしちゃいます。あと、あまり教養のない人が必死で難しいことを言おうとして何言ってるのかさっぱりわからない状態になっているときとかもいじらしくて激萌えですね。身に覚えがあったらごめんなさいね(笑)。あと、老婆心ながらひとつ苦言など呈しますと、映画について熱く語るときヲタさんはよく監督さんの名前を呼び捨てにしますが、勝手に敬称略しちゃダメですよ〜。すごくエラソウに聞こえます(笑)。こんどからちゃんと「ゴダールさんは」「ブニュたんは」という感じにしてくださいね。そうしたらちょっとぐらい小生意気な発言をしてもカワイク聞こえちゃうんです! ね、便利でしょう。知ってました?(笑)
はてさて、そんなわけで今日も映画ヲタたちはご自慢の鋭い感性とやらをフル稼働させてスクリーンの前でウンコ色の妄想に耽っていることであろう。フィルムへのためらいがちな憧憬ともどかしさをかみしめながら、まぼろしのキネマの大地に立ち尽くすおまえたち。スクリーンの残像に向かってせいいっぱい手を伸ばしてみるものの、それは逃げ水のようにおまえたちの前から虚しく遠ざかる。そして悲しいかな、どんなに優れた映画を見たところでおまえたちのひねくれた性格は死んでも直らないし、屈折した魂がひとり自意識の汚泥にまみれて横たわるのみ。意地っぱりなおまえたちは決してその事実を認めようとはしないだろう。だが、安心してくれ。そんな哀れなおまえたちのことを慈しみ愛しく思っているやつが一人だけいる。この俺だ。ついついこうして意地悪をしてしまうけれども、それもこれもおまえたちの振る舞いがきしょかわいいがゆえ。迷惑かもしれないが、すべて不器用な俺の精一杯の照れ隠しだと思って許してほしい。だって、ボクは本当はおまえたちが大好きなんだもん。うっふ〜ん。
こうして私はオカマとして生きていく決心をしたのでした。