どうでもいいことについて僕が話そう
電車のなかでB5ノートパソコンを開いて嬉しそうにインターネットとかしている人がたまにいる。なにも電車のなかでB5ノートパソコンを開いて嬉しそうにインターネットとかすることないのになあ、と思っていたのだが、でもあれってどういう気分なんだろうと思って真似してみた。
死んだ魚みたいな目でひまこいてる乗客を尻目にひとり隔絶されたネット世界に閉じこもる。で、おお、これはけっこう優越感かも。たまに顔をあげて「俺ってほら、モバイラー?」的な視線を周囲に送ったり(笑)。傍から見ると単にネット中毒で廃人街道まっしぐらなだけなのだろうが、ひまつぶしにはもってこいだということが分かった。
それにしても無線ってやたら遅い。激重。しかも移動中はしょっちゅう赤ランプ(たぶん通信できないよ〜という意味)が点灯してあまり快適とは言いがたい。それもそのはず、これって要するにPHS接続なんだよね。現在のところ無線LANのアクセスポイントを利用できるエリアが限定されているので、屋外でネット接続しようとすればPHSに頼らざるを得ないらしい。国内なら場所を問わずダイヤルアップ接続できるので特に田舎では重宝するというわけだ。PHSがどういう技術なのかよくは知らないが、「いまどきPHS?」という感じで安心して小馬鹿にできるものであることは知っている。そんなもんに依存しているぐらいだから日本のモバイル技術もまだまだたいしたことないよなあいい気味、とか思いつつ家に帰ると無線LANカードについているちっこいアンテナがとれてなくなっていた。「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」と叫んでいちおう泣きながら探したが、けっきょく見つからなかった。どこかに落としてしまったらしい。よく見るとこのアンテナ、可動性に優れている反面、非常に外れやすい脆弱な構造になっている。これではいつ紛失しても不思議ではない。こんなにとれやすいならとれやすいってどっかに書いとけよおお。
というかあのアンテナってどういう意味があるんだろう。あってもなくても体感的に変わらない気がするし、なくてもべつに困らない。現にアンテナなしでもこうしてちゃんとネットに繋がっ