青い目撃者
「幼き子よ、妖精と共に湖や野山へ逃げなさい
世界は君が思うよりずっと悲しみに満ちているから」(W.B.イエーツ)
「青い目撃者(IN QUIET NIGHT/YOU BELONG TO ME FOREVER)」(1998 米 ジェニー・ボーウェン監督)
以前テレビで観て、まずまずの佳作だった。苛酷な境遇に耐えるいたいけな少女と彼女を守ろうとする女性検事の逃避行。実の親による性的虐待という重いテーマの映画なのだが、目的が真面目なだけに却ってエロく、意図せざるエロスが画面の端々に見え隠れしている。というかぶっちゃけた話、内容がどうのと言うよりもダイナ役のアレクサンドラ・カイルたんが非常にかわいいのである。こんな萌え萌え美少女だとかえって犯罪的で、変態どもを喜ばせる結果になるのではないだろうか。したがってあまり変態どもには見せたくないのだが、いちおう教訓として観ておくといいかもしれない。変態はどうあがいても最後に断罪されるという教訓(笑)。どうせ断罪されるならもう少しセンスのいい変態をめざすべきですね。どうでもいいがこの商品をとりあげている日本語ページの原題がなぜか軒並みスペルを間違っていて笑える(NIGHT→NIGTH)。
センスのいい変態の例
http://monokuro.tv/cache/data/200207/31/www.zakzak.co.jp/top/t-2002_07/3t2002073010.html