投降せよ
夜中に目が醒めてふと網戸の外をみると、アライグマがこっちを覗いていた。
お互いにしばらくみつめあった後、アライグマはおもむろに立ち去った。
アライグマは凶暴だと聞いているので、おれは内心びびっていた。
それと対照的に、やつらは人間をまったく恐れていない。
逃げるときもめんどくさそうに逃げるし。
「もー、しょうがねなあ」って感じで。
というか去年からずっっっとうちの回りをウロウロしているんだが。
ひょっとしておれはあいつに監視されているのだろうか。
いつか洗い殺されるのか。
夜中に目が醒めてふと網戸の外をみると、アライグマがこっちを覗いていた。
お互いにしばらくみつめあった後、アライグマはおもむろに立ち去った。
アライグマは凶暴だと聞いているので、おれは内心びびっていた。
それと対照的に、やつらは人間をまったく恐れていない。
逃げるときもめんどくさそうに逃げるし。
「もー、しょうがねなあ」って感じで。
というか去年からずっっっとうちの回りをウロウロしているんだが。
ひょっとしておれはあいつに監視されているのだろうか。
いつか洗い殺されるのか。