Alice in Wonderland

「Alice in Wonderland」（1966 UK Directed by Jonathan Miller）Region1 字幕なし
傑作。シュールで不気味で、登場人物が狂っていて、かっこいい廃墟もたくさん出てきて最高。原作のあのダウナー気味の世界観を適切に解釈して再現しているのは素晴らしい。無表情な不機嫌アリスに萌え。むさ苦しいうえつんけんしていて、つねにそっぽをむいているのがポイント。可愛くはないが、ひねくれた少女の心象を的確にとらえている。セリフはほとんど聴き取れなかったが、奇天烈なモノクロ画面をボーッとみてるだけで心地良かった。インド人が音楽をつけていて、シタールの音色も独特のけだるさを醸成している。「不思議の国のアリス」の実写にありがちな勘違いミュージカルなどとは比べ物にならない。★★1/2

	ヴタさん
	やる気のないお茶会
（こいつら全員アホだ）	ザッツ・ショック