世界の中心で、愛を叫ぶ
「世界の中心で、愛を叫ぶ」(2004 日 行定勲監督)138分
なんや話がようわからんかった。とくにあのオチ、意味不明。真剣に見なかった俺も悪いとは思うが、ネットで検索しまくったのに何ひとつわからないとはどういうことか。まあいずれにせよ21世紀のものとは思えない骨董のような作品だった。すわ王政復古かとみまがうばかりの古典テーマとあからさまな泣きの芝居がメインで、鑑賞中にあふれる涙をいくたびも禁じえませんでした(失笑のあまり)。長澤まさみのエロ水着以外に見どころがないのも、現代社会のメンタリティを象徴しているようで微笑ましい。なんやかんや失礼なことを申しあげましたが、これに感動できる日本人ってほんとに素直だと思う。感服した。ぼくたちはたぶんまだまだだいじょうぶだよ!(笑)ξ