今日のポエム
推理ポエム・わたくしの中に潜むもうひとつの邪悪な影 1ねん1くみ はらたいら
留守中にうちの庭が勝手に耕され
イモが三千株も植えられていた
おまけに畑のすぐそばに
山盛りのうんこが放置してあった
だれだ!だれだ!
うちの庭にIMOを植えUNKOを放置したやつは!
犯人め、みつけたらただではおかないぞ!
その後の捜査により
のぐそをしていた男を見たとの情報をえたわたくしは
さっそくそいつを探しはじめた
男はすぐにみつかった
隣の家の玄関でいままさにパンツを下ろそうとしている男がいたのだ
証拠物件として押収したUNKOを突き出し
わたくしは男をしめあげた
「うちの庭に無断でIMOを植え、あまつさえUNKOを放置して逃げたのはおまえか!?」
男はのぐそをたれながらあっさり白状した
「たしかにそのUNKOを放置したのはこのわたくしです!
このとおりにげもかくれもいたしません!
しかしIMOを植えたのは断じてわたくしではありません!
コイズミ●シャツを着た男、やつが犯人です!
なぜならわたくしは一部始終を目撃しておりました!
NOGUSOをしているときに、ハッキリとこの目でみましたから!」
その真剣なまなざしに心を打たれ、わたくしは男をみのがしてやった
コイズミ●シャツを着た男はすぐにみつかった
人ごみのなかでひときわ目だっていたからだ
「おまえか!うちの庭に無断でIMOを植えたのは!?」
証拠物件として押収したIMOを突き出してしめあげると
男はこううめいた
「天地神明に誓ってわたくしはむじつです!
無断で庭を耕してIMOを植えるなどめっそうもございません!
(ましてや手鏡で女子高生のスカートを覗くなどわたくしには思いもつきません!)
わたくしではなく、
わたくしのなかに潜むもうひとつの邪悪な影(コイズミ)が
わたくしにそうさせたのです!」
「いやいやいやいや
てことはやっぱりおまえがやったんじゃないか!
だいたいおまえのその格好はなんなんだ!
このタイミングでコイズミ●シャツを着る
わたくしってパンクだろ?ってか?
おれって反逆のカリスマだろ?超いけてるだろ?ポエムだろ?みたいな?
いいや、おまえはパンクでもなければ反逆のカリスマでもないましてやポエムでもない、てかポエムってなんだよ!あほか!しね!」
すると男は
「すみませんすみません!
ゆるしてください、はらたいらさん!後生ですから!
ええい、はらたいらに3000点!!」
すがりつくコイズミ●シャツを地面にねじふせ
わたくしは傲然とこう告げた
「騒ぐな乞食よ、見苦しい。
この期におよんで言い逃れられると思っているのか?
あと、わたくしははらたいらではありません
わたくしの正体は・・・」
わたくしがはぎとった仮面の下からあらわれたのは
まぎれもない
大橋虚泉(コイズミ)のおたふく顔であった!
エンドマーク
なりやまぬスタンディングオベーションの嵐