サーティーン あの頃欲しかった愛のこと
レンタルビデオ屋のタダ券1500円分を消費するため、観たくもない映画を8本も借りる羽目になった。人生は拷問だ。
「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと(THIRTEEN)」(2003 米・英 キャサリン・ハードウィック監督)101分
「もうたくさん!出てってちょうだい。でてけ!」
「こんなはきだめ喜んで出てってやる。なんなのこの臭い!?くさくてたまんない!」
(あらすじ)
トレイシーはポエムを書くのが好きな13歳の少女。しかし不良娘のイーヴィにそそのかされ、悪の道に足を踏み入れてしまう。一時の快楽に身をゆだねた愚かな小娘はどんどん堕落し、白痴化と劣化が止まらなくなった。ネエネエ?こんなわたくしの自堕落かつ無軌道な恥ずかしい青春をみてみてえ!だけどホントはさびしいんだお?欲しいのは愛なんだお?なんちゃってキャー(*/∇/)でもカワイイからゆるしてぇ♥
(かんそう)
ゆるさん。あの頃ってどの頃だコノヤロー!家庭の愛情に餓えていたとかなんとか、甘ったれるのもたいがいにしていただきたい。というわけで例によってまったく共感できない腐爛系ティーンズ映画だが、唯一のみどころは「ウィズ・ユー」(凡作)の美少女エヴァン・レイチェル・ウッド。純朴な少女がいかにアバズレていくかを克明に描いており、ロリコンどもの幻想をぶちこわすには最適な映画かもしれません。自分が必死に育ててきたものの正体がブタの子供だったと気づいたときの母親の衝撃。というわけで、「エホ○の証人」の機関誌をまとめ読みしたかのような充実感が得られることまちがいなし。隠れて悪いことをしていても、エホバは天からこっそりみてらっしゃいますよ。めざめよ!(おしまい)ξ