エミリー・ローズ
「エミリー・ローズ(THE EXORCISM OF EMILY ROSE)」(2005 米 スコット・デリクソン監督)120分
タイトルが「オードリー・ローズ」に似ていておまけにこのジャケだからてっきりロリホラーだと思ったのに、ロリでもなければホラーでもなかったよ〜!という変態たちの怨嗟の声が聴こえてきそうですね。謹んでお悔やみ申し上げます(笑)。実話ベースの宗教ホラーという点で「聖処女」なんかを彷彿させますが、あれの焼き直し、もしくはオマージュですかね。もしくはオマンジューです。どうでもいいです。こちらは法廷劇に特化しているぶん退屈でしたが、憑依されたエミリーが「123456!」って口走るギャグは笑えました。むまあ、サンタでもウチューヂンでも無原罪の御宿りでもなんでもいいんだが、証明不能を逆用するカルトの詭弁って単なる開きなおりなんだがな。オレオレ教教祖であるところのわたくしの立場から申し上げると、オレ≒キチガイ=神=宇宙人=サンタ=サタンという等式によってすべて説明できるので非常に楽である。裁判ってほんといい加減なもんだなあ。★