Grand-Guignol K.K.K

The half of this site consists of gentleness. The other half of this site consists of lie. Sorry, this is all shit in the end. Here is MATERIAL EVIDENCE: (^ ^)ノヽξ

今日の童話


キルフラワーとヘイトシュー 1ねん1くみ ゑなりかずき

「むかしむかしフィンランドの山奥に、それはそれは凶悪な二匹のバケモノが住んでおりました。
二匹は体長が15メートルもあるメスのゴリラで、それぞれ花殺し(KILLFLOWER)、靴嫌い(HATESHOE)と呼ばれて、付近の村人から恐れられていたのでございます。
ある日のこと、夜明け前の村に「どしん、どしん」という大きな物音が響き渡り、人々の睡眠をさまたげました。
村人はうろたえながら、口々にさけびました。
『あれは、一体、なんの音だ!』
窓の外におどり狂う、ふたつの巨大な影。
それは、花殺しと靴嫌いが、つかみあいのけんかをしている光景でした。
二匹のけだものは、きたない髪をふりみだし、異常な咆哮をあげながら、お互いを蹴ったり殴ったりしています。
まるで地獄のような光景でした。
ゴリラのけんかのせいで、家や田畑はふみつぶされ、収穫を予定していた農作物の大半はダメになっていました。
村人は恐怖と絶望にうちふるえながら、口々にさけびました。
『もう、この村は、おしまいだ!』
そのとき、白ひげの長老が、病床から起き上がり、震える杖で東方の空を指し示した。
『あきらめてはならん、皆の衆! あのお方が、いらっしゃるではないか!』」

おばあちゃんはここまで一気に話し終えると、ワナワナと震えながら、こわいぐらいに目をむいた。
まいは、息をのんでおばあちゃんの次の言葉を待った。

「そこに登場したのが、われらが救世主、池田●作大先生だったのです」

まいは、ばかばかしくなってうんこをしに行きました。(つづく)