タイヨウのうた
「タイヨウのうた」(2006 日 小泉徳宏監督)119分
「なーんつってひっかかった」←萌え
「へーんな顔。へへへ」←萌え萌え
オヤジ、不惑にして勃つの巻 1ねん1くみ たつみたくろう
YUIたん!!・・・か、カワエエ声やのおおおお!!! 声だけでなく顔も・・・いや、顔は微妙にBUSAIKUじゃのう!!!(だがそれがよい) きわめてベタな難病ものでありながらあざとさひとつ感じないのは、ひとえにYUIたんのキャラクターの賜物以外の何者でもございません。逆境と戦うベタなヒロインに求められるのは共感可能な純朴さ。その点YUIたんのある種の垢抜けなさというかシロウトくささ、自然でイヤミのないかわいらしさというのはどんぴしゃなわけです。加えて踏み切りの手前で高校生を突き飛ばしたりろうそくを灯して路上ライブをしたりギターピックをネックレスにする役となると、YUIたん以外のキャスティングなどまず考えられません。要するに並の「女優」には演じられない難役なのであって、ましてS尻ERK(N尻SYK?)には逆立ちしても無理だということがハッキリと証明されました(ドラマ観たことないが)。というわけでまさにYUIたんのYUIたんによるYUIたんのための映画。「Goodbye Days」は解釈によっては微妙に死を暗示する歌詞で萌える。暗黒の淵を覗きこむYUIたんの切れ長の暗いまなざしハアハア。つまりだな、誰がなんと言おうとも、新曲がいかにアホっぽくとも、わだぐそはYUIたんを100%擁護したいわけだ。不惑のおっさんを惑わせたYUIたん、恐るべし(観るべし!)。★1/2