Grand-Guignol K.K.K

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真・ドメスト一気飲み

とつぜんだが、今日からここはわたくしの健康に関する日記となりました。以後、わたくしの日々の健康状態、とりわけ個人的な理由から毎日の●んこの情報(色や形状など)を克明にレポートしていくのでお楽しみに。
さて、現代人の多くは歯周病予備軍であると言われている。諸君らの歯と歯茎の間の隙間、いわゆる死臭ポケットの内部にはプラーク歯垢)と呼ばれる細菌のカタマリがあり、これを放置すると虫歯から歯肉炎、果ては歯周炎(歯槽膿漏)になって最後は歯がポロンともげてしまうという、一連の怖ろしい感染症を引き起こす。プラークに住み着いているのは主に糖を餌として繁殖し、歯を齲蝕するミュータンス(虫歯)菌、そして歯茎の炎症(歯肉炎)を引き起こしやがて歯槽骨をも侵食する歯周病菌です。はっきり申し上げるが、諸君の口は雑菌の巣である。多くの雑菌にとって諸君の口腔ほど住み心地のいい環境はない。なにしろ家賃は無料のうえ、三食トイレ昼寝つき。まさに人類サイコー!といった感じのお祭り騒ぎが諸君の口腔内では24時間起こっていると考えてもらいたい。こいつらの横暴を防ぐには日頃からブラッシングによるこまめな歯垢除去を心がけるとともに、定期的に歯科医で歯石(歯垢が唾液中のミネラルと混じって凝固したもの)の除去や歯茎のチェックをしてもらう以外にない。
歯科医で希望すると歯磨きの指導をしてもらえる。要点を述べると、重要なのは歯ブラシを歯茎に当てる角度(45°)と力加減(軽く細かく)、そして歯磨きに費やす時間(10〜20分)である。もちろん一日3回毎食後に実施するのが望ましい。昔は1日3回食後3分以内3分間といったような標語が罷り通っていたが、あれはあくまで最低限の目安であり、必ずしも正しくありません。なぜなら本気で歯周病の予防ないし改善を目指すならば、歯および歯茎の3次元構造を意識しながら(できれば鏡を見ながら)一本一本を丹念に清掃しなければならないからであり、これをまともに実践するとどうしても10〜20分の時間は必要なのである。それぐらいプラークはしぶとい。歯並びの悪い人ならばなおさら磨き方の工夫と時間が必要である。さすがによほどの暇人でもなければ毎回10分も20分も歯磨きに費やす余裕はないので、効率よくブラッシングするためには電動歯ブラシの使用をお薦めしたい。電動歯ブラシといえば昔は口の中が血まみれになりそうなイメージがあったがそんなことはない。また手磨きのように飽きたり疲れたりすることがなく、むしろ作業自体が楽しくなるので怠け者にはぴったりである。ただし弱点もあって、歯間には必ずしも有効ではないこと、また様々なメーカーの機種・構造があるようにブラシの形状によって得手不得手の場所がある。さらに一般に手磨きよりも強力なため、研磨剤入りの歯磨きを長期間併用するとエナメル質を傷めてしまう恐れがある。目的に応じて機種やデンタルリンスを使い分けるのが一番よい。お金のない人は上述の手磨きのポイントをあやまたず実践すればたいていの症状は改善できる。
ところで、諸君がこんなにがんばって丁寧にブラッシングしたとしても、歯垢を100%除去することは不可能である。菌そのものを口腔から死滅させることはできないからである。まさに「拭いても拭いてもうんこがとれない」状態が諸君の口腔内でも常に発生しているわけだ。逆に言えばどんなにカワイイ女の子でも口腔内には常に汚臭を放つプラーク塊が時間経過とともに蓄積されていることになる。レストランなどで人々が談笑している光景をよく見かけるが、上記の事情を考慮すればその内情は想像するだにおぞましく、彼らは食べかすと歯垢を溜めた口でのんきに口臭を撒き散らしあっているのである。潔癖症の人ならば発狂せざるを得ないようなその事実に多くの人は目を背けあるいは2〜3次元あたりの幻想世界へ逃避することによって辛うじて精神の均衡を保っている。だが、どんなに現実に目を背けても諸君が雑菌の巣である事実に変わりはない。諸君に残された選択肢は、食後の歯磨きという終わりのない修行を死ぬまで続けるか、はたまた本当にあきらめて口臭街道をまっしぐらに突き進むしかないのだ(呵)。八月二十五日