ストロベリーショートケイクス
「ストロベリーショートケイクス(STRAWBERRY SHORTCAKES)」(2006 日 矢崎仁司監督/魚喃キリコ原作)127分
「家を買うの。マンションの5階以上。お金ためて」
「あーすごい現実的な夢ですね。彼氏と住むんですか?」
「んー?一人で。で、体不自由になってきたら、ぼける前に自殺する。5階以上じゃないと飛び降りてもちゃんと死ねないらしいよ」
恋愛こじきのためのやさしい死に方指南 1ねん1くみ ともちゃん
「BLUE」の魚喃キリ子の漫画を「三月のライオン」の矢崎仁司が映画化。4人の女の子の冴えない日常が脈絡なしに綴られるのだが、登場人物の多い映画って視点が分散するから好きじゃない。池脇せんづるちゃん以外は誰が誰だかわからないので混乱した。正直せんづるちゃんだけでいいんじゃないかと思ったのだが、意外にもポイントが高いのは棺桶で寝起きするデリヘル譲秋代。んなアホナと思うけど意外にもこれが女の子のリアルなんだおらいらいおと思った。ただ、あとはいちいち共感してられないってのが正直なところ。印象的なシーンもあるけど総じてめんどくさいと思ってしまいました。異常に長いけつまるだしファックとリアルなゲロ吐きはさすがに勘弁して欲しいです(^^)。あと池脇ちゃんの手製の仏壇がかっこいいので感心しました〜(^^)。ただしヌードはない。★