県庁の星
「県庁の星」(2006 日 西谷弘監督/桂望実原作)131分
食品業界再生へ向けてわたくしからの提言 1ねん1くみ ダンディ坂野
きれいなおねえさんは好きですか? わたくしは好きです。でも、きれいなおばさんの方がもっと好きです。だから夕刻のスーパーの試食コーナーに奥貫薫さんみたいな可愛いパートのおばさんがいて、爪楊枝を突き刺した正体不明の物体を勧めてきたとしたら、一も二もなくわたくしは食いつくであろう。爪楊枝を突き刺した物体の正体が腐ったじゃがいもで作ったコロッケであろうが売れ残りのフライの揚げなおしであろうが、喜んで試食しまくる自信があります(試食だけです)。そこで次の提案を行いたいと思います。このさい倫理規定とかどうでもいいんで、奥貫薫のクローンを量産して全国のスーパーの試食コーナーに配置していただきたい。そして仕事帰りの疲れたサラリーマンに嫣然と微笑みかけ、売れ残り食品や残飯の類をせっせと勧めてほしい。できれば「豚野郎」「このど変態が」などと罵ってほしいです。以上、ご検討のほどよろしくお願いいたします。★
(追記)うっかり映画の感想を忘れるところでした。官民の意識の格差がグロテスクに誇張されているが、「大衆映画」の定型を律儀になぞったわかりやすい内容でした。主演のふたりはヒトを捕えて食い殺しそうな顔をしています。