ドーン・オブ・ザ・デッド
「ドーン・オブ・ザ・デッド(DAWN OF THE DEAD)」(2004 米 ザック・スナイダー監督)
その時、青白き馬を見た 馬に乗りし者の名は”死” あとに地獄を従えて
オリジナルになんの思い入れもない私としてはサラ・ポリー主演と聞いて辛うじて観る気になったのですが、まあまあじゃないでしょうか。この世には神もホトケもいないというのがよくわかりますね。ただまあゾンビと言えばどんよりしたムードが肝だと思っているので、こんな明るくて元気のいいゾンビはなんか共感が湧かない。良くも悪くもゲーム感覚で作られており、たぶん迫力はあるんだろうけど見ごたえがない。よくできてるんだろうけど記憶に残らない。致命的なのはサラ・ポリー以外のキャストがどうでもよすぎるという点で、ごめんなさい、やっぱりこいつらの運命なんてどうでもいいなあと思ってしまいました。サラ・ポリーが一人でゾンビを殺しまくる映画にすればよかったかも。作品としては「バイオハザード」の方が圧倒的におもしろいと思った。★