Entries from 2007-02-01 to 1 month
流れよわがウンコ、と警官は言った 1ねん1くみ ジョニー大倉”ちんこを落としたんです!”目を血走らせた男が駆け込んできた。”みませんでしたか、わたくしのちんこを?ここらへんで、確かにここらへんで落としたのです。さがしてください、わたくしといっし…
三人寄ればもんじゃ焼きとはよく言ったもので、ひとりひとりはそれほどバカでもなさそうなのに、大勢になると途端にバカになる、他人の思考にひきずられて考えることをやめてしまう、といった光景は国会中継やいじめ問題、強姦事件などでしばしば目撃される…
「恐怖学園」(2001 日 山口誠監督)90分稀に見るロウ・クオリチーなオムニバス・ホラー。少女を主役に据えてテキトーにキャーキャー言わせればいいだろうという(基本的に間違いではないが)安易きわまる企画である。カメラが無駄に傾き、無駄に回転するほ…
「シムソンズ」(2006 日 佐藤祐市監督)113分またぞろあのウサンクサイ青春コメディかと思いきや、恥ずかしいぐらい爽やかなスポ根青春映画でした。主演の加藤○ーサちゃんはできれば頭突きをかましてあげたい感じですが、四人のメンバーの個性がバランスよ…
青空 1ねん1くみ 永ロクスケ青い空 白い雲どこまでも抜けるような青空ハトさん、わたくそをどこかへ連れてって!怠惰なまどろみと虚ろなほほえみのかげでいつしか時はとおり過ぎおまえは深い森に迷い込む足元で踊るコビトの影とまとわりつく蝿の群れをふり…
『The Instrumental Works』(The Alan Parsons Project)アラン・パーソンズ・プロジェクトのインスト曲のコンピレーションアルバム。ヴォーカル曲が収録されていないのが特徴です。「アイ・ロボット」「アンモニア・アヴェニュー」ぐらいしか聴いたことが…
「地下鉄のザジ(ZAZIE DANS LE METRO)」(1960 仏 ルイ・マル監督/レイモン・クノー原作)これもついつい買ってしまいました。「地下室のザジ」にあらず。フレンチ・ロリータなどでは断じてないクソガキ映画の異色作。「プリティ・ベビー」みたいな凡作で…
「ふたりのロッテ(CHARLIE & LOUISE: DAS DOPPELTE LOTTCHEN)」(1993 独 ヨゼフ・フィルスマイアー監督/エーリッヒ・ケストナー原作)98分ゎた、わたくそのお気に入りの映画が再販されたので迷わず購入。ドイツ映画と言えばユルグ・ブットゲライトやオラ…
「疾走」(2005 日 SABU監督/重松清原作)125分「だいっきらい、あんたたち。あんたたちの家、ぜんぶ燃やしてやればよかった。沖も浜も、ぜんぶ燃えちゃえばいいのになあって思ってます。そしたらざまあみろって言ってあげます。みなさんさようなら」失笑 …
「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(Urusei Yatsura - Beautiful Dreamer)」(1984 日 押井守監督)98分「あの運命の夜からどれほどの歳月が流れたのか。しかし今、我々が築きつつあるこの世界に時計もカレンダーも無用だ。我々は衣食住を保証さ…
「チーム★アメリカ/ワールドポリス(TEAM AMERICA: WORLD POLICE)」(2004 米 トレイ・パーカー監督)98分「今度やったらチンポに横から穴あけて小便が四方八方に飛び散るようにしてやる(The next time you pull a stunt like that, I'll drill two holes…
「ルパン(ARSENE LUPIN)」(2004 仏・伊・西・英 ジャン=ポール・サロメ監督/モーリス・ルブラン原作)132分わたくすの小学生の頃はTV・レディオ・漫画・ゲームといった娯楽が周囲に乏しく、もっぱらダディが公立図書館から借りてくる本が楽しみだったり…
「砂の器」(1974 日 野村芳太郎監督/松本清張原作)143分日本映画が誇る傑作として名高い作品ですが、正直、前半の1時間40分がサッパリ面白くありません。登場人物が多すぎるうえ説明的な台詞だらけ、頻繁な場面転換と刑事二人の大根演技も気になります。…
『悪魔の涎・追い求める男 他八篇―コルタサル短篇集』(フリオ・コルタサル著/木村榮一訳)「続いている公園」×これはわかりやすいメビウス空間ですね。「パリにいる若い女性に宛てた手紙」△自ら吐き出した兎で窒息していく男。クローネンバーグの「ザ・ブ…
「SAYURI(MEMOIRS OF A GEISHA)」(2005 米 ロブ・マーシャル監督/アーサー・ゴールデン原作)146分 「笑ってごらん。それが私へのお返しだ」「これで何か買ってお食べ。でも約束だよ。もしこんど転んでも、ベソは無し」チョンマゲの次はニンジャだ…
「エミリー・ローズ(THE EXORCISM OF EMILY ROSE)」(2005 米 スコット・デリクソン監督)120分タイトルが「オードリー・ローズ」に似ていておまけにこのジャケだからてっきりロリホラーだと思ったのに、ロリでもなければホラーでもなかったよ〜!という変…
「感染」(2004 日 落合正幸監督)98分「なんですかこれは」「どう理解したらいいのか。内臓も溶けはじめている」「私をみて、笑いかけてきました」「私にもだ」とりあえず前半の窒息感が強烈。マジで吐きそうになった。経営危機、過労、医療ミス、隠蔽、未…
「予言」(2004 日 鶴田法男監督/つのだじろう原作『恐怖新聞』)95分鶴田監督にしてはショボくないが、途中の人間ドラマがうざいなあと思っていたら最終的に人間ドラマにシフトしてしまった。壊れたレコードみたいなラストもなんだかなあ。『恐怖新聞』の…
「輪廻」(2005 日 清水崇監督)96分皆さんがお住まいの町にも必ず存在するいわくつきの廃墟。バブルの残骸や事件がらみなど由緒はさまざまでしょうが、こういう場所はユーレイの吹き溜まりとなりやすく、浮かばれない霊が夜な夜なつどって人類へのイヤガラ…
「あずみ2 Death or Love」(2004 日 金子修介監督/小山ゆう原作)112分監督が替わったせいか、前作に比べると明らかに平凡になったが、なんといってもあずみがパンツまるだしの大サービス。おじさんジロジロ観ちゃったよ!刺客としてのアイデンティティ・…
「乱歩地獄」(2005 日 江戸川乱歩原作)135分なんだっけなー。なんだったけなー。なんだったけなー。なんだったけなー。なんだっけなー。なんだっけ?あれなんだったっけ?なんだっけなー。んーなんだっけなー。なんだっけー?「火星の運河」(竹内スグル監…
「竜二」(1983 川島透監督)92分桜金造が佐藤金造だった頃、原田泰造とかいう三文役者によく似た金子正次という俳優がいて、この映画の公開直後に夭逝した。そのへんで伝説化したらしい作品。わたくしはヤクザではないし本物のヤクザも嫌いだが、どちらの世…
「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005 日 山崎貴監督/西岸良平原作『三丁目の夕日』)133分アグマアー!昭和33年の東京を舞台に、団塊世代のノスタルジイをてんこ盛りにした作品。わたくしごとだが「三丁目の夕日」と言えば原作よりもアニメの方がなじみ深い。あ…
『みんなのテレビ・ジェネレーション アニメ歌年鑑1985』お目当ては「戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー」のOPとED。「トランスフォーマー」は当時わたくしが夢中になっていたアニメーションで、カバヤの食玩「トランスフォーマーガム」(200円)も…
『みんなのテレビ・ジェネレーション アニメ歌年鑑1984』てことはアレか、ぽまえらもテレビ・ジェネレーションだったりするわけですか。まあどうでもいいが。少なくとも当時わたくしはアニメしか眼中になく、とりわけSFものと魔女っ子ものに目がなかった。こ…
いきなりだが超懐かしいので。原作は読んでないし話もよくわからなかったが、間違いなく80年代のSFアニメのなかで最高にかっこいいオープニングのひとつ。CD買おう。(・・・なんだかんだで80年代の呪縛から逃れられないわたくし。)
「1リットルの涙」(2004 日 岡村力監督/木藤亜也原作)98分過酷な運命にもてあそばれる美少女・・・エロい、文句なしにエロい。大西麻恵たんカワイイなあ。麻恵たんの素朴で嫌味のない魅力が難病ものというあざといハードルをあっさりクリアしている。気…
「誰も知らない(NOBODY KNOWS)」(2004 日 是枝裕和監督)141分トランクの上に置かれた汚い手とボロボロの服を着たゾンビのような子供。冒頭のこの暗示的なショットに導かれ、ラストシーンまで釘付けになった。「鬼畜」や「震える舌」とかでもそうだが、ま…
「ある子供(L' ENFAN)」(2005 白・仏 ジャン=ピエール・ダルデンヌ/リュック・ダルデンヌ監督)95分ダルデンヌ兄弟の映画には毎度のように同じ役者が登場するし作風からストーリーに至るまでだいたい同じなので感想もだいたい同じにならざるを得ないの…
「息子のまなざし(LE FILS)」(2002 白・仏 ジャン=ピエール・ダルデンヌ/リュック・ダルデンヌ監督)103分貧乏少女の悲惨な生活をギャグとエロスを交えつつ描いた傑作「ロゼッタ」により、カンヌ映画祭における「貧しい人たちの暮らしを淡々と見つめよ…