Entries from 2005-10-01 to 1 month
「ジャッカルの日(THE DAY OF THE JACKAL)」(1973 英・仏 フレッド・ジンネマン監督)上映時間 142 分「ジャッカルの日」をみて 2ねん1くみ みやざわきいち何回みても途中でねてしまう映画だ。作品としてちめい的な欠陥をかかえていることに気づいたの…
「グリーンマイル(THE GREEN MILE)」(1999 米 フランク・ダラダラボン監督)上映時間 188 分いつも長い長いと文句をたれているが、この作品はそんなに気にならなかった。やはり超能力ものはかっこいい。落とし穴としては、一見感動作のようだが笑いどころ…
1.ポンペイ殺人事件2.炎のいけにえ3.悪魔の息子4.悪魔の血族5.アイ・アム・サム6.墓地裏の家7.裸のランチ8.マルホランド・ドライブ9.エンゼル・ハート10.スウィートヒアアフター次点:鏡、欲望、気狂いピエロ、去年マリエンバートで、…
「MIRACLE OF MARCELINO(MARCELINO PAN Y VINO)」(1955 SPA Directed by Ladislao Vajda)原題「汚れなき悪戯」Region All English-Subtitledあざとい。あざとさはあるが、ぬるくはない。「MARCELINO PAN Y VINO」(マルセリーノ・パンとワイン)という原…
「ジャンボ・墜落 ザ・サバイバー/墜落大空港(TV)(THE SURVIVOR)」(1981 濠 デヴィッド・ヘミングス監督)「ダルマさんが転んだ」で始まる意味深なオープニングがえも言われず美しい。そして突如として訪れるホラーシークエンスの凶暴さ。カメラマン…
1.赤い影2.アンジェラ2.少女ムシェット3.エル・トポ3.殺しが静かにやって来る4.ザ・チャイルド4.思春の森5.動くな、死ね、甦れ!5.キャリー6.メイク・アップ6.白い肌の異常な夜7.気狂いピエロ7.デッドゾーン8.バニシング・ポイ…
YO!ひさしぶりだなおまえら。なに退いてんだおまえら!落ちるとこまで落ちた男が、ここまで這い上がってきたんだぜ!統計的に言って、今日ここに集まってくれたおまえらのうち何パーセントかは数年以内に死ぬわけだが、まあ気にすんな。じゃあ、俺の新曲…
「モグラは穴を掘って太陽を探している。時に地上へたどり着くが、太陽を見たとたん目は光を失う」「エル・トポ(EL TOPO)」(1969 墨 アレハンドロ・ホドロフスキー監督)いやあ、やはり最後に主人公が死ぬ映画はいいですね! ひさしぶりに観たら、頭を丸…
オッス、おら田中真紀子。今日も元気に詮ずるとすっか。花の色うつりにけ里奈イタズラにひとを愛してはダメあら不思議いとしアノコに思いを馳せりゃオラの子亀がガメラに変身NEW YORK NEW YORKアイツを愛したらNEW YORK NEW YORKおまえもおまえもアウトオブ…
「サンゲリア(ZOMBI 2)」(1979 伊 ルチオ・フルチ監督)ロメロってなに?食べれるの?(失礼)というぐらい問答無用の名作ですが、いま観るとさほど残酷でもないし、どちらかというと腐敗の美学を感じてしまう。前半がのっぺり退屈な分、後半の攻防戦はや…
「ウォーターボーイズ」(2001 日 矢口史靖監督)「ひみつの花園」が滅法おもしろかったので観てみたら、ひたすらきちょくわるい映画だった。ξ
-----------切り取り線----------------この切り取り線は誰でも自由に切り取ってかまわないぞ君も思うぞんぶん切り取りたまえ
きさらまにはボキャラブリーがたりん
あんなあ、エエこと教えたろか!おまえが昨日食ったアレ、あれなあ、原料はぜんぶウンコなんや!しかもキチガイ関西人のな(笑)!あとなあ、このへん変なおっさんがウロついとるから気いつけた方がエエで(笑)!
「CHITTY CHITTY BANG BANG」(1968 USA Directed by Ken Hughes)邦題「チキ・チキ・バン・バン」Region1 English-Subtitled Closed-Captioned俺が大好きなミュージカル作品。例によって「愉快な歌と踊り」で思う存分退屈させてくれる。シツコイんだこれが…
「さらば箱舟」(1982 日 寺山修司監督)寺山修司がこの世とおさらばする前に遺した作品。ところどころ良いシーンもあるが、はっきり言っておもしろくはない。こんなこぢんまりした映画らしい映画なら別に寺山修司である必然性はないわけで。とりあえず観た…
「地獄」(1999 日 石井輝男監督)お盆らしくこんなものも見てみる。本当は前に観たのを忘れてまた借りてしまったのだが、奇しくも同じ日に石井監督がおっぱい冥土へ旅立たれたのは地獄の閻魔様のハカライであろう。で、中川か神代か石井かで言うと個人的に…
お盆には田舎へ帰って家出しよう海や川へ溺れに行くもよしタヒチで土人に食い殺されるもよしオシャレだね 風流 センスがいい海では人や魚介類がいっぱい死んでるからおみやげに幽霊をいっぱいもらって帰るんだ環境都市を宣言している都市の河川はゴミだらけ…
夜中に目が醒めてふと網戸の外をみると、アライグマがこっちを覗いていた。お互いにしばらくみつめあった後、アライグマはおもむろに立ち去った。アライグマは凶暴だと聞いているので、おれは内心びびっていた。それと対照的に、やつらは人間をまったく恐れ…
「ドリームチャイルド(DREAM CHILD)」(1985 英 ギャヴィン・ミラー監督)「不思議の国のアリス」成立の背景を実話ベースで描いた作品。一部の方にはもはや説明の必要もないだろう。その一部の方が「アメシャン」「ドリムチャ」と騒ぐのでまるでアメリア・…
「蔵六の奇病」(1970 日野日出志 著)表題作を始め、「水の中」「はつかねずみ」「百貫目」の4作を収録している。「蔵六の奇病」は確かにまんが日本昔ばなしの暗黒バージョンという感じでなかなかの秀作。グロをグロとして描くだけではなく、異形者の悲哀…
「地獄変」(1982 日野日出志 著)ふだんマンガとかぜんぜん読まない方なのだが、これはなつかしいので買った。おれはかつて熱心にグロ画を描いていた暗い子供だったが、そのルーツは間違いなくこれだろう。とはいえ、内容はぜんぜんおぼえていない。なんか…
「Mishima: A Life In Four Chapters」(1985 USA Directed by Paul Schrader)諸般の事情でいちおう幻の映画ということになっているが、普通にレンタルしているのはどういうわけか。それはともかく、三島由紀夫に興味がなければコメントのしようがない作品…
「蔵の中」(1981 日 高林陽一監督)暗い、暗いよっ!(笑) 土蔵の中に隔離された肺病の姉、そこへ足繁く通う弟との禁断の秘め事、ってどこかで聞いたようなシチュエーションと絵に描いたような日本的情念、横溝先生もつくづくネクラな方ですね。弟はたぶん…
「リリイ・シュシュのすべて」(2001 日 岩井俊二監督)これはまた超弩級にケッタクソワルイ映画ですね。まるで「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のスタッフが作った「スタンド・バイ・ミー」。このクソガキども全員の頭上にバクダンが落ちますようにと祈…
捨て台詞の研究をしています。まあ捨て台詞なんてものは、いわゆる負け惜しみというか、要するに社会的弱者のルサンチマンが動機の根底にあるので、それをいかに他人に悟られずカッコよく演出するかが大事なのですね。たいしたテクニックではないので真似し…
「その子、返事しないでしょ?」とエリザベスがおだやかに聞いた。ジミーは首を振った。「どうして返事しないかわかる?」エリザベスはまた聞いた。ジミーはまた首を振った。「あたまがおかしいからよ!」「暗い森の少女(SUFFER THE CHILDREN)」(1977 ジ…
「サンゲリア(SHOCK TREATMENT)」(1981 米・英 ジム・シャーマン監督)「ロッキー・ホラー・ピクチャー・ショー」の続編。ミュージカルのような騒々しい映画は肌に合わんのだが、観たい映画があまりにもないのでこんなものにまで手を出してみる。で、前作…
「サンゲリア」(1979 日 斉藤光正監督/半村良原作)戦国時代に放り込まれた自衛隊員たちが、やけくそになって狂っていくさまを描いたタイムスリップもの。「俺たちが天下をとったら歴史がびっくりして現在へ戻れるかもしれない」という頭のおかしい論理が…
せっせと稼いでも全部 税金と請求書に消えるおれの悩みの解決法を見つけたんだってなやったやった水素爆弾だ えーい落としちまえやったやった水素爆弾だ 神様おれだけは助けて「サンゲリア(THE ATOMIC CAFE)」(1982 米 ケヴィン・ラファティ、ピアース・…