もう頬づえはつかない
「もう頬づえはつかない」(1979 日 東陽一監督/見延典子原作)113分
ウザイ 1ねん1くみ 森喜朗
「まり子、僕たちの議論はいま四畳半をグルグルグルグル同じところを回ってるんだよ。
もったいないと思わない時間が?はずかしくないか?」
森本レオの言うとおりである。まったく時間の無駄だしはずかしい映画だ。桃井かおりの腐った青春がうだらうだらうだらうらだと描かれウザ過ぎ。のべつ流れるフォークの調べ。貧しい、貧しい。とりあえず桃井がタバコ吸いすぎ。画面から副流煙が漂ってきそうなほど吸いまくって、ケツから○○○から濛々たる煙を噴きあげていそうである。まあそんなことはどうでもいいのだが。あと過去と現在がごちゃまぜになっているのでさっぱりワケがわからない。いったい今はいつなのだ?こうしてうだらうだらが止むことなく続いたあげく、昨日の私にハイサヨウナラ。もう頬づえなんてつきません(笑)。頬づえのかわりに松葉づえでもつかせてやろうかと思った。そんなことより、冒頭にちょろっと出てきたボロアパートの二階から見るとワンカップをもって庭に寝ていたあの乞食、あれは何だったのか。乞食のことが気になって映画に集中できなかった。ξ