ノートパソコンがぶっこわれた件につちえ
起動時に警告音が鳴ったり鳴らなかったりいきなりBIOS画面が立ち上がったりと以前から兆候はあったのだが、騙しだまし使っているうちにキーボードが言うことを聞かなくなり、とうとうBIOSメニューも立ち上がらなくなった。外付けハードディスクに定期的にミラーリングしていたので本当によかったと思う。6年近く使っていたのでまあ恐らくハードウェアの寿命だろう。自作するほど暇でも貧乏でもないので手っ取り早く買い換えることにした。近所の量販店をみて回ると、15〜20万円程度が現在の相場のようである。わたくしが初めて買ってもらったデスクトップパソコン(Windows 3.1)や6年前に自力で買ったノートパソコン(Windows Me)が 周辺機器こみで30万円したことを思えば、ずいぶん安くなったものだ。本当はエプ○ンのEndeavorという機種が欲しかったが、専門店でないと置いてないとのこと。仕方なく一般的な機種で妥協することにした。持ち帰ってパソコンの基本設定、ネットワーク設定に費やすこと1時間、セキュリティソフトのインストールやらいろんなアップデート作業でさらに2時間、プリインストールPC特有のうざい常駐やらパフォーマンスを下げるいらん機能を解除したりとカスタマイズ作業でまた1時間、バックアップファイルの復旧にさらに1時間かかって、ようやくまともに使える状態になった。以前と同じ環境に戻そうとするならばさらにファームウェアを書き換えてDVDドライブをリージョンフリー化したりテキスト検索用のnamazuをインストールしたりというぞっとするような作業が待っているが、さすがにくたびれた。でまあ、そこそこいいスペックのマシンなので今のところわりと快適に動いている。何年かあとにはこれもしょぼいスペックになる宿命。今回のマシンの不満な点としては、キーの位置が微妙に違うのでやたら入力し間違えるのと、指紋認証という機能があるのだが何度やっても「登録できませんでした」と言われるのがむかつく。ちなみに壊れたパソコンは分解して内部を観察し、増設メモリを外したあと、よくわからないので元に戻した。ネジが3本余ったがどうせ壊れているのでたいした問題ではなかろう。なお、ノートパソコンのようなデリケートな機器を分解するにはスキルとセンスの他に、愛と勇気とまごころが必要なので無闇に解体してはいけない。あと、聞くところによれば内臓ハードディスクをUSBで外付けにできるリムーバブルケースというのがあるらしいのでドライブそのものに損傷がなければこれでデータも完全に復旧できるかもしれない。まあ別にそんな大事なものが入ってるわけでもないんですけどね(えへ。というわけでみなさんも、大切なあんなファイルやこんなファイルがある日突然失われて半泣きでメーカーに相談するような羽目になったりしないといいですね。まあ正直どうでもいいんですが。