叫びとささやき
「叫びとささやき(VISKNINGAR OCH ROP/CRIES AND WHISPERS)」(1972 瑞 イングマール・ベルイマン監督)
うわあああん。ヤバイ。ヤバすぎでしょうこの映画。まさかゾンビ映画だとは思わなかったが、ユルグ・ブットゲライトも顔負けのあまりに冷徹な死生観。確かBGMはお経だけです。もしくは病人のうめき声とヒソヒソ声。赤い壁がシャレになっていません。もちろんベルイマンがシャレで映画を作るとは思いませんが、「わたしを助けてェ!!」なんて台詞はシャレにならないとしか言いようがない。すごいですねさすがですね。観ている途中でなんども悲鳴をあげそうになりました。超弩級の欝ホラーです。尋常な精神の持ち主が観ると発狂すると思います。★