ガーデン
「ガーデン(ZAHRADA)」(1995 スロヴァキア・仏 マルティン・シュリーク監督)105分
ジャケ買い。タルコフスキーの新作かと思うようなジャケに加え、「何をやっても上手くいかない30歳のヤクプは、田舎にある廃墟同然の屋敷を訪れる。そこで不思議な少女と出会った彼は奇妙な体験をする」というあらすじを読んだ瞬間、【オッサン+廃墟+少女】≒タルコフスキー=エロい、という数式がひらめいたのである。期待に反してやけにテンションの低い映画で、オッサンがゴソゴソしているだけなのでつまらんなーと思っていたら、最後まで同じテンションのままだった。というかわけがわからん。主役のオッサンもあまりかわいくなかった。まあでも少女はわりとかわいかったし、オッサンの手をスカートのなかに導いて小便をかけるシーンが最高だ。もう少し変態性に特化した作品を追及すればよかったと思う。★