リンダ リンダ リンダ
「リンダ リンダ リンダ」(2005 日 山下敦弘監督)114分
うんこ踏んだ〜♪うんこうんこ踏んだ〜あ〜 1ねん1くみ やましたたつろー
なんか80年代の汚臭が漂う映画だが文化祭ってあれか。高校生がダンボールとかで作ったバラックで怪しげな展示をしたり為体の知れない食い物を売りつけたりする例のあれか。てかさいきんの高校生はブルーハーツなんて知ってるのか。ふらりふらふら風来坊って誰のことですか。細かいことはともかく、即席女子高生バンドが途中やさぐれつつもそれなりに成長していく姿はこの手の話の定番とはいえ見ていて気色がいいですね。ただし前半がいくらなんでもちんたらしすぎ。ゴミタメみたいな舞台裏を延々1時間にわたって紹介されてもなあ。評価できるのは後半の歩くシーンと夢の左手とステージに上がったメンバーが全員ずぶ濡れであった点(エロすぎ)。ま、なんだかんだでペ・ドゥナがいちばん光っていたのは確かである。あとどうせなら「青空」「TOO MUCH PAIN」みたいな暗い曲で締めて欲しかったなあとか思ってしまった。いや〜、青春ってほんっとに恥ずかしいもんですね!★