星の国から来た仲間
「ESCAPE TO WITCH MOUNTAIN(Special Edition)」(1975 USA Directed by John Hough)
邦題「星の国から来た仲間」Region1 Closed-Captioned
俺は昔から魔女っ子ものとかが大好きで、超能力なんか出てくると大喜びで飛びついたりするのだ。今まで黙っていてすみませんでした。で、これはどっかからやってきたエスパー兄妹の活躍を描いた子供向けSFファンタジー。安いディズニー実写映画なので全編ハラハラドキドキ、というわけにはいかないが、お約束のご都合主義が満載でまあハリポタなんかよりは面白いと思う。とりわけ特撮がショボくてイイ。この恥ずかしさに耐えながら観るくすぐったいような快感はこの時期のディズニーならではのものだろう。森の奥から宇宙人と称してジジイがよたよた出てきたのは笑った。こういうショボおもしろい作品が臆面もなく作られた70年代というのは平和な時代だったんだろうなあ。主演は「要塞警察」の冒頭でアイスクリームを注文中に頭をぶち抜かれたキム・リチャーズ、ホラー専門の妹もノンクレジットだが回想シーンで顔をだしてます。ちなみにベティ・デイヴィス、クリストファー・リーの二大大御所を迎えたゴミ映画と評判の続編「トニーvsティア/マジカルパワー大激突(RETURN TO WITCH MOUNTAIN)」はさすがに観る気が起こりません。★1/2