ヴァージン・スーサイズ
「ヴァージン・スーサイズ(THE VIRGIN SUICIDES)」(1999 米 ソフィア・コッポラ監督)
まあ単純につまらないというか、「アメリカン・ビューティー」の方が数段ましだとは思うが、そんなことよりも「魔法の森のおしゃべりクマさん」のハンナ・ホールちゃんである。正直「魔法の森のおしゃべりクマちゃん」はガキんちょすぎてピンと来なかったが、この映画のハンナちゃんは俺好みのひきこもり美少女で最高。というか惚れた(「バナナ」で悶絶)。しかし子役をちゃんづけで呼ぶとそっち系の人のようで恥ずかしいということは百も承知しており、ここは恥をしのんでハンナちゃんと呼んでいるわけだが、なにしろハンナちゃんはエリザベス・ハートマンちゃんに面影が似ているのだ。思わず行く末を案じたくなります。そんなわけでハンナちゃん演じるセシリアちゃんが速攻で死んでしまったのはとってもとっても残念でした。当然ながら映画も失速。まあもともと話もいまいちなのですが、そもそもハンナちゃん以外の姉妹4匹がぜんぜんかわいくない。これは致命的と言ってよいでしょう。とくに長女役のキルスティン・ダンストちゃんの憎たらしさには言語を絶するものがあります。まあ私としてはハンナ・ホールちゃんが見れただけで満足であり、70年代懐古サントラとかレコードで会話するシーンとか、あとダニー・デヴィートちゃんやキャサリン・ターナーちゃんなどお気に入りの俳優ちゃんも出てきたので別に損したとは思わないのだが、ソフィア・コッポラちゃんにはこんな中途半端な作品など作らずにもう少し気合の入ったエロを撮ってほしいものである。★
ハンナ・ホールちゃん♪