シビラの悪戯
「シビラの悪戯(27 MISSING KISSES)」(2000 グルジア・独 ナナ・ジョルジャーゼ監督)
みなさんに悲しいお知らせがあります。このジャケットを見て「シビラに悪戯されたいっ!」と心の中で叫んだ変態オヤジ諸氏も多数おられることと思いますが、残念ながらシビラ役の少女が絶望的にかわいくないのです。アダルト版「アニー」を見ているかのようなルックスに加え、おまけに白痴のようなしゃべり方です。「天使みたいな子だ」とか言ってるのですがまったく説得力がありません。これは致命的と言ってよいでしょう。まあ私はだまされませんでしたけども。言うまでもありませんが、映画においてもっとも重要なのは、主役が美少女であるということとエロいということなので、人間洞察や完成度がどうのといった低次元な屁理屈は二の次、三の次です。そして私もみなさんと同じく差別主義者ですので、カワイコちゃんの悪戯は許せますがブサイクの悪戯は許せません。ですから鑑賞中にこみあげてくる怒りをどうしても抑えることができませんでした。ご覧になった方もきっと同じことを思われたでしょう。「シビラ、度が過ぎるわ。あっちへ行きなさい!」「同感。あっちへ行け!」と。果たして私たちの怒りどこへ向かうべきなのでしょうか。あと何度自分自身卒業すれば本当のエロにたどりつけるのでしょうか。それはそうと「エマニエル夫人」ごときで大喜びしている村人たちがとってもキュートでしたね。ξ