黄昏に瞳やさしく
「黄昏に瞳やさしく(VERSO SERA/DANS LA SOIREE)」(1990 伊・仏 フランチェスカ・アルキブージ監督)
「パペレ2号ここに眠る」
昨日おとついと恨みがましいクソ餓鬼や鬱病ネクラ中年のせいですっかりテンションが下がってしまいました。ここはひとつ美少女で癒されねばと思い立ち、ひさしぶりに観たのである。じつは以前にも観ているはずなのだが、内容をよく憶えていません。ジジイと孫娘のやりとりが中心だったと思うが、この孫娘のパペレたん(本名メスカリーナたん)があまりにも可愛いので、それだけですっかり満足してしまい、映画自体どうでもよくなってしまったんですね。で、ようやくちゃんと観たのですが、いい。素晴らしい。なんといってもパペレたんが可愛すぎる。演じるのは同じくアルキブージ監督の「かぼちゃ大王」にもチョイ役で出てたララ・プランツォーニたんであるが、1号2号のオープニングギャグで完全ノックアウトされました。2号といわず10号ぐらいに増やしてこっちにも分けてほしいものです。仏壇に祀って拝み倒しますよ、ハァハァ。とまあこれだけで感想を終わるのも何なのでついでに内容にも触れておくと、そろそろ人生に疲れたので引退して田舎にひきこもりたくなるような良い作品でした。世代間格差みたいなものが繊細に描かれていて、ジジイの心情が切ないです。それをパペレが陰でジッと見ているという。萌え。またしてもあのグルグル回る狂暴な遊具が出てきたのも萌えました。それにひきかえあの母親はギャーギャーわめいてウザイですね。まずその腋をなんとかしなさい。ついでにDVDも今すぐ出しなさい。★★
パペレ1号