2006-04-07 どこまでもいこう 「どこまでもいこう」(1999 日 塩田明彦監督)75分前半はちょっと子供っぽいが、後半にいいエピソードがいくつかあって感動した。余計な台詞も説明もなく、言葉にならない思いを過不足なく伝える。淡々としてていい映画でした。塩タンもやればできるじゃん。というか野村くんの絵とそのタイトルを見た瞬間、目から滂沱のおしっこが。野村くん不憫すぎ。子供たちが喪の儀式を静かに行なう姿というのはじつに美しい。ポール・アンカの「史上最大の作戦」がテーマと嫌味なくからんでいる。芳賀優里亜もまだかわいかった。まあ少なくとも「スタンバドイミー」とかいう愚作なんぞを遙かに凌ぐ秀作と言えるでしょう。★1/2