ナビィの恋
「ナビィの恋(NABBIE'S LOVE)」(1999 日 中江裕司監督)92分
ナビィというのは人の名前で一応ババアであるが、ぶっちゃけババアの色恋沙汰なんぞに興味はないので西田尚美を目当てに借りたということがこの時点でバレてしまったわけだが、というのも私は「ひみつの花園」を観てから西田尚美が嫌いではないというよりむしろ好きだったりするからであり、これは微妙に萌えと呼んで差し支えないのかもしれないが、ひるがえって冷静に考えてみると私が西田尚美に萌えようが萌えまいが他人にはどうでもいいことであろうからそんなどうでもいい情報を聞かされてこれを読んでいる人はさぞかし迷惑だろうとは思うが、それと同じぐらいババアの色恋沙汰なんぞ私にとってはどうでもいいのであり、そんなどうでもいい話を92分間もみせられた私が、ビゼーの「ハバネラ」やらケルト民謡の大胆なアレンジが面白かったという以外に語るべきところのないこのゆるい映画について何かを語れるはずもなく、だとすればなぜ私がこんな内容のない長文をだらだら続けているのかと言うと要するに私が「ナビィの恋」について何かを語ることなどできないしまたそのつもりもないということを諸君にぜひ分かってほしかったからだというわけでもなくて単なる気まぐれに過ぎないのであって、というか私は別に読んでくれと頼んだ覚えもないし読むかどうかは読む人の勝手なのでどうぞ勝手に読むなり読まないなりすればいいと思うが、こんな感じで内容のない駄文で日記を埋めるのは意外と簡単であるということ、そして内容のない駄文を読まされるのはかなり苦痛であるということを学んだ今日、キミはまたひとつ大人になった。☆