0:34 レイジ 34 フン
「0:34 レイジ 34 フン(CREEP)」(2004 英・独 クリストファー・スミス監督)
設定はもろに「ミッドナイト・ミート・トレイン」ですね。迷路のような地下鉄構内に置いてけぼりになるという、なかなか魅力的な導入です。追いかけっこは退屈というか、出てくる人間が死のうが生きようが知ったこっちゃないのですが、いきなり甲高いオタケビをあげる化け物のかわいさがただごとではない。バケモノの愛くるしいルックスと動きだけでも充分に元がとれるのではないでしょうか。地味ながらもハリウッドのちゃらけたホラーとは違った品格があってよかったと思います。ところで本編とはあまり関係ないが、レイジ34フンだのクライモリだのアカルイミライだのココニイルコトだのダレモシラナイだのいい加減にしろと言いたい。「クリープ」だと商品名みたいだからといって、なんでもかんでも意味ありげなカタカナにすればいいと思いやがって。おかしな風潮をひろめた張本人であろうスガ○カヲは責任をとってヲカシガスに改名セヨ。サウワタシハイヒタイ。★