ドリームガールズ
「ドリームガールズ(DREAMGIRLS)」(2006 米 ビル・コンドン監督)130分
じつに十数年ぶりで映画館に行ってきた。当然シネコンも初めて。作品は同伴の女性(かわいい)のチョイスであるが、黒人がわめきっぱなしのミュージカルであった。こないだ見たねずみ食堂だかもぐら食堂だか忘れたが、あれとは正反対の超うるさい映画。監督は「地獄のシスター」のビル・コンドン。この人は「シカゴ」の脚本を書いているので道理で眠いはずである。以下、気づいた点など。
(月)つんぼになるかと思った(必要以上の大音量。おまけに黒人がギャーピーとものすごい)。
(火)めくらになりそうだった(館内が暗い。暗い部屋でまぶしいものを見ると確実に視力が低下する)
(水)エコノミークラス症候群になるところだった(二時間ものあいだ身動きがとれない)。
(木)スクリーンがもっとでかいかと思ったらそうでもなかった(子供のときはもっと大きく感じた)。
(金)黒人はくちびるが超ぶあつい。
(土)「ドリーム・ガール/ママにはないしょの夏休み」とはまったく関係ない。
(日)休日はひまなやつが多い。
結論。なんだか洗脳ビデオをむりやり見せられている感じだった。あと、現代人の白痴化の一因は映画館にあるのではなかろうか。★