スパニッシュ・ホラー・プロジェクト リアル・フレンド
「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト リアル・フレンド(PELICULAS PARA NO DORMIR: ADIVINA QUIEN SOY)」(2006 西 エンリケ・ウルビス監督)74分
つづいて2本目。監督はポランスキーの「ナインスゲート」の脚本を書いたひと。見えないオトモダチが不都合な人間を片付けていくという「子供は何でも知っている。」みたいな話だが、エストレリャの場合、オトモダチはなんとレザーフェイスだった。レザーフェイスは親切なやつで、困ったときはいつでも魔法のチェーンソーで殺してくれます(笑)。いわゆる夢オチ的な軽い結末になっているが、タイトルどおり最後に妄想が勝つ話でもよかったのでは。主演の女の子はかわいく見えないこともない。なんとも微妙なスパニッシュ・ロリータ・ホラー。★