スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 産婦人科
「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 産婦人科(PELICULAS PARA NO DORMIR: LA CULPA)」(2006 西 ナルシソ・イバニエス・セラドール監督)73分
(あらすじ)
堕胎請負専門の産婦人科医(レズビアン)のもとに看護師の母娘が引っ越してきます。しかし堕胎手術のたびに関係者が変死。少女が隠し持つ謎の小箱。階段にしたたる謎の粘液。屋根裏でセコセコ動く謎のゆりかご。犯人はいったい誰なのか!
(かんそう)
とにかくもう女の子が超かわいい。ぶっちゃけ、萌え萌え美少女たんを観るだけで元が取れます。アメ●カとかいう国の訓練された芸達者なすれっからし子役はつくづく見飽きましたね。で、結局事件は解決しません。ラストの壮大な投げっぱなしは思わずヤラレタとうならされました。もうちょっと巧く構成されていたらこれはなかなかの秀作になっていたかもしれません。というか、監督がナルシソ・イバニエス・セラドールであることにいま気づいた。セラドールはスペインホラーの大傑作「ザ・チャイルド」で有名ですが、道理で「ザ・ブルード」あるいは胎児ホラーっぽい雰囲気でなかなかいい感じです。30年近く音沙汰がないと思ったら、こんなシリーズを企画していたんですね。がんばれ、スパニッシュ・ロリータ・プロジェクト!(笑)★