Grand-Guignol K.K.K

The half of this site consists of gentleness. The other half of this site consists of lie. Sorry, this is all shit in the end. Here is MATERIAL EVIDENCE: (^ ^)ノヽξ

世界のipodの約20%はわたくしの念力によって故障しております。


ごきげんよう、ビチ子でございます。いつもお世話になっております。
ってお世話したおぼえのない人から言われると怖いよね、ズリネタにされてるみたいで(笑)。
なんか世間は連休みたいですけど、どうですか。連休になるとネットにつながりにくい気がするんですが、やはり暇人のアクセスが増えるからでしょうか。ビチ子は何年ぶりかで京都の貧民街を散策してきたよ! 予想通りかわいそうな人々であふれかえっていました。みんな休日を有意義に過ごさねばならないという脅迫観念に駆られて右往左往しているようです。みろ、人がゴミのようだ。どこを見渡しても人、人、人、ガキ、餓鬼、GAKI、カポー、ガキ、GWAKI、メス豚、ヤンキー、ハゲ、ハゲ、ハゲ、乞食、ハゲの乞食。おお、どこへ行くのだ乞食どもよ、読めもしない毛唐語がプリントされたシャツを着た乞食どもよ!
そんな憂鬱な思いにひたりながら、ひさしぶりに古本屋でもまわってみようかと思い立ちました。古本屋といっても今のブック●フみたいな情緒のかけらもないやつではなくて、文字通り軒が傾いて今にもつぶれそうな店。かつてわたくしも貧乏にものを言わせてあちこち古本屋をめぐり歩いたものです。なんで読みもしない汚い本を苦労して買い求めたのか今となってはまったく不可解ですが、貧乏こそわが情熱の根拠だったのでしょう。
そういえば足の悪いおっちゃんがロボコップみたいに歩行具をガッチャンコガッチャンコ言わせて出てきたあの古本屋とかまだあるのでしょうか。おっちゃんはだいぶん前に亡くなったはずで、「ここのおじちゃん亡くなったねー」という通りすがりの親子の会話を耳にして入ってみるとロボコップの母親らしいおばあさんが店番をしていたのを見たのが最後だが・・・。
なんだかこわくなってきたので古本屋めぐりは中止し、たこ焼きを買って公園のベンチで食べました。むかし蚊に食われながら食ったとき死ぬほどうまかったのですが、あのときの魔法は消えうせていました。というか浮浪者になったような気分がしました。
そのあと、ハトが首を前後に動かす様子をみて興奮したり、家族サービスに精を出すブサイクな親子連れをみてブルーになったりしました。
空はきもちわるいぐらいの快晴だったが、街全体が灰色にくすんで見えた。
あるいはわだくしの目が曇っているのかもしれなかった。