ファイナル・デッドコースター
「ファイナル・デッドコースター(FINAL DESTINATION 3)」(2006 米 ジェームズ・ウォン監督)93分
アホがひたすらさくさく死ぬだけという明快なコンセプトが受けた"FINAL DESTINATION"もダラダラとシリーズ3作目。自動死亡装置による娯楽としての死、つまりいかに凝った死に方を提供するかという一点に興味が集中しているので、逆にそれ以外の要素はまったくどうでもよく、誰が何番目に死のうがどいつが生き残ろうが知ったことではない。で、3作目ともなるとさすがに飽きてきて、つなぎのだるさしつこさが目についた。なんだか観るのがめんどくさくなってきて、こいつら往生際わるいなあ、さっさと死なないかなあと思ったのはおそらくわたくしだけではあるまい。いちばんほほえましいのは日焼けマシンかな。棺桶に切り替わる瞬間が最高。ξ