Grand-Guignol K.K.K

The half of this site consists of gentleness. The other half of this site consists of lie. Sorry, this is all shit in the end. Here is MATERIAL EVIDENCE: (^ ^)ノヽξ

Entries from 2006-01-01 to 1 year

天井ロリータ・悪夢の収穫

ビチ子でーす。メエエエエエエ。うふふ、ヤギの鳴き真似してみました。そんなことより聞いてくださいよおまえら。かく言うビチ子にも生意気盛りの頃がありました。ネットにはびこる威勢だけはいい蛆虫のみなさんを見るにつけ、田舎に帰れよおまえら(ぷげら…

今日のポエム

鳩ニ、翼デ、シバカレタ 1ねん1くみ さかた・ファック・としおもしもしオトリコミ中すみませんがねちょいとそこどいてもらえませんかねみてのとおりちょうど豚一匹分の空間的余裕が君の隣にあるわけだが身もココロも豚であるところの君は率先してその空間…

今日のポエム

ガキの部屋にカギをかけろ 1ねん1くみ くるま・ボンジョビ・だんきち夕陽がはげあたまをオレンジ色に染める頃通り過ぎるいつもの小学生の列いつもの北の将軍様(激似)しかしおまえは部屋のなかで布団をかぶっている逃げ場所なんてどこにもないのさそうや…

今日のポエム

死闘!真夏のビーチバレー 1ねん1くみ いしはら・ジョンベネ・よしずみ蛇行する運命のうなりをあげて今日も電車は満員怨霊ポケットにつめこんだ哲学書にちんこをはさまれ悲鳴をあげるおまえ御世!おまえが口をあけてねていた同じ時刻に市街でビラをまく少…

アフガン零年

「アフガン零年(OSAMA)」(2003 アフガニスタン・日・愛 セディク・バルマク監督)82分戦慄とエロの美学 1ねん1くみ がしゅういんたつやチャドルをまとった覆面集団のデモ行進のさなか、突如響き渡る怒号と悲鳴。動揺するキャメラ、殺到する足音と銃声―…

クラッシュ

「クラッシュ(CRASH)」(1996 加 デヴィッド・クローネンバーグ監督/J・G・バラード原作)自動車事故は破壊的ではなく生産的出来事だ。性的エネルギーの解放なんだ。事故で強烈な死に方をした人間の性的エネルギーを感じ、自分自身もそれを経験するとい…

コックリさん

「コックリさん(BUNSHINSABA/分身娑婆)」(2004 韓 アン・ビョンギ監督)狐狗狸はん 1ねん1くみ ふじもとギーチとつぜんですが、祟りは存在します。一般に霊を善い霊と悪い霊に分類すると、悪い霊の方が圧倒的にパワーが強いのは皆さんご承知のとおりで…

黒い美術館

『黒い美術館(Le Musée Noir)』(1947 仏 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ著/生田耕作訳)マンディアルグの第一短編集。「サビーヌ」「満潮」は日本版に追録されたやや後年の作品で、残りが純粋なオリジナル。「サビーヌ(Sabine)」△(あらすじ…

ツァラトゥストラ組曲

「ツァラトゥストラ組曲(Zarathustra)」(1973 伊 ムゼオ・ローゼンバッハ)ムゼオ・ローゼンバッハか。知らんな。ジャケがカワイイので買いました。本当は紙ジャケというだけで萎えてしまうのだが、マニアにしてみると復刻版の手ざわりがたまらんのだそう…

ジュブナイル

「ジュブナイル」(2000 日 山崎貴監督)105分ぢゅぶなゐる 1ねん1くみ きだたろーどうでもいいが昔「ナビゲイター」という映画があったのを思い出した。ああいうのを簡単に表現できるようになったのだなあと今昔の感ですが、たとえが古すぎますか。そうで…

GHOST SOUP

「GHOST SOUP」(1992 日 岩井俊二監督)58分いいねえ。かわいらしいファンタジー小品。おもろうてやがてコッパズカシイ岩井俊二監督の世界観が個人的にツボなんでしょうな。自分の幼年期に再会するシーンとか、ゴーストスープを待つ死者の行列シーンとか。…

狐怪談

「狐怪談(WHISPERING CORRIDORS 3: WISHING STAIRS)」(2003 韓 ユン・ジェヨン監督)100分「箪笥」「4人の食卓」といまいちだったので、もう韓国美少女ホラーという惹句には釣られまいと思っていたのだが、性懲りもなくまた借りてしまった。で、なんかい…

連続殺人者の告白

彼はレザーを脱ぎ胸と下腹に記された傷口をむきだした失敗した性転換手術の傷跡を見せる錯乱したおかま(J.G.バラード『クラッシュ』)みんな俺をみていやな顔する。不安そうに恐がる。誰なら尊敬するんだ?ポリ公か?テレビに出てる奴?何様のつもりだ?(…

今日のポエム

八月の幻影(ビジョン) 1ねん1くみ わたなべとおる《パロマ》と書かれた看板が落ちてきてわたくしのおやゆびを切断した午後陰鬱な病院の待合室はおしゃべりな死人でいっぱいでしためかしこんだババアが入れ替わり立ち替わり関節がどうのヒザがどうのと病…

今週の廃壇

お題 「なし。てか、まだあったんだこのコーナー(笑)」金賞 : 玉響(たまゆら)に 涼む竿の端(は) 赤とんぼ【寸評】 風呂あがりに全裸で涼んでいたら、火照った一物の先に赤とんぼがとまった。日本的情緒とエロスの融合。銀賞 : おぼろ月 水平線を 裂…

きょうのポエム

アイコノクラスト 1ねん1くみ かんだまさきぼくにはおおきな夢があるおとなになったらハトになりたいおおきなハトになってせかいをほろぼすんだデデッポッポー。デデッポッポー。デくるったハトのさけびおまえたちの泣きわめく声もおれの耳にはもうとどか…

百頭女

『百頭女(La Femme 100 Tétes)』(1929 仏 マックス・エルンスト著/巖谷國士訳)本当は『カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢』というのが欲しかったのだが、絶版で中古価格が倍になっているのでやむをえずこっちを買った。エルンスト(ドイツ人)…

きょうのおもいでちょう

むかし一度だけ北海道に行ったことがあるが、当時すでに脳を侵されつつあったわたくしは五稜郭とかどうでもいい歴史的建造物にはまったく興味がなく「ハイジ牧場」というその名前だけで大興奮し、さぞかしかわいい動物どもやキャラクターがワンサカ待ち構え…

今日のポエム

こけよマイケル 1ねん1くみ まいける富岡午前零時今夜もおまえはテレビに釘付けブラウン管で微笑むあの子はまるでプリマ(ハム)のよう白い谿間魅惑のデルタ広げた地図は∞(無限大)夢が心にあふれているからミンキーステッキが使えるはずさヲイデ3-2-1…

最狂絶叫計画

「最狂絶叫計画(SCARY MOVIE 3)」(2003 米 デヴィッド・ザッカー監督)85分おもしろい。勢いでDVDまで買ってしまった。個人的に超お気に入りの2作品「サイン」「ザ・リング」(わたくしは以前からシャマランの最高傑作は「サイン」であると公言しており…

フルメタル・ジャケット

「フルメタル・ジャケット(FULL METAL JACKET)」(1987 米 スタンリー・キューブリック監督)116分なにはさておき日本語字幕のキレがすばらしい。GOMER PYLE=「ほほえみデブ」、P.T.(Physical Training)=「○コキ」というのもすごいが、「魔法使いのバ…

ビッチ、いつわりの祈り

本日は公私ともにお暇なところ、ほうぼうよりお集まりいただきまして、乞食のみなさまには心よりお悔やみ申し上げます。 さて、とつぜんですが、こう見えてもわたくしは驚くほど心が狭い。寛容さなどスズメの糞ほどももちあわせておりません。人様に失礼な発…

きょうの健康

さいきんどうも気分がすぐれないと思ったら、ここにあまり悪口を書いていないことに気がついた。もともと温厚で育ちのよいわたくしとしては、不平不満をめったに口にしないため、ストレスがたまりやすい。それが気分のすぐれない原因である。だから今後は週…

ノロイ

「ノロイ」(2005 日 白石晃士監督)115分「あ、あの、すいません。ちょっと、この辺、取材に、来てるんですけど」「なんでそんな言い方ができんだよ」「・・・あの〜、す、すこし」「あぁ〜何でそんな言い方ができるんだって訊いてんだよ!」「お話をちょっ…

親切なクムジャさん

「親切なクムジャさん(SYMPATHY FOR LADY VENGEANCE)」(2005 韓 パク・チャヌク監督)114分「私は太った子が好みなんだ。わかってくれるだろ?」「私もご飯をたくさん食べて早く太るわね。だから先輩もご飯をたくさん食べて。薬もたくさん飲んで。早く死…

殺人の追憶

「殺人の追憶(MEMORIES OF MURDER)」(2003 韓 ポン・ジュノ監督)130分傑作。ラストの美しさに震えた。ブラックコメディからシリアスドラマへの転調をとげつつ、130分もの長丁場を巧みな緩急で描ききった本作は、優れたエンタテインメントであると同時に…

變臉/この櫂に手をそえて

「變臉/この櫂に手をそえて(THE KING OF MASKS)」(1996 中 ウー・ティエンミン監督)101分變臉(変面)とはお面の早変わり芸のこと。変面王の異名をとるジジイは、芸の後継ぎがいないことが悩み。思い余って闇市場で売られていた少年を安値で買い取り、…

乱れからくり

「乱れからくり」(1979 日 児玉進監督/泡坂妻夫原作)92分魅力的なジャケットに釣られて借りた。この手のミステリーを観るといつも思うのだが、なぜわたくしが見ず知らずの連中の家系図を作らなければならないのだろうか。納得いかないのでみんなにも登場…

狼の太陽

『狼の太陽(SOLEIL DES LOUPS)』(1951 仏 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ著/生田耕作訳)よくは知らないが『黒い美術館』に続くマンディアルグの第二短編集だそうである。ピカソ画伯の表紙絵がカワイイ。正直拷問のような内容だったが、どうに…

国民的曲芸

私は絶対普遍の神秘を隠す世界虚空の破壊は私が犯した唯一の罪千年生きて参りましたが信奉されることの意味がようやくわかりました思考と想像懐胎されざる未生の子供小さな世界が衝突するとき私は胚の内部に捕えられます記憶のひらめきは底なし井戸に投げ込…